暑くなってくると心配なのが熱中症。
子どもって多少の暑さならへっちゃらで外で遊んでいるけど、お子さんを持つお父さんお母さんは心配になってしまいますよね。
喉が渇いてから水分を摂っても遅い、なんて聞いたことがあるけど、熱中症対策に効果的な飲み物はあるのでしょうか。
そして、水筒の中身は麦茶ではダメなのでしょうか。
重症化すると命にも関わることだから、しっかり知っておきたいですね。
今日は子どもの熱中症対策の飲み物についてご紹介します。
熱中症の原因と症状は?
熱中症は、気温が高い場所にいたり、激しい運動をしたりして汗をたくさんかくような状況で起こります。
汗を一気にかくことで体温調節機能が狂ったり、体内の水分や塩分が不足することが原因で熱中症になってしまいます。
熱中症の主な症状としては、けいれんやめまい、頭痛、吐き気、筋肉痛、失神などが挙げられます。
症状が出ているのにそのまま放置すると、あっという間に重症化し、手当てが遅れれば死亡することもあります。
熱中症にならないようにするための対策は?
熱中症に予防するためには、
●気温の高い場所や日差しの強い場所に長い時間いさせない
●帽子を被って直射日光を避ける
●汗をこまめに拭く
ということが必須ですが、
一番大切なのが、十分な水分補給と塩分・ミネラルを補給して脱水を防ぐことです。
脱水は熱中症の初期症状で、「喉が渇いたな」と思う前に、こまめに水分を補給することが肝心です。
熱中症対策に効果的な飲み物は?
熱中症の脱水対策には、水よりもミネラルを含む麦茶でも効果がありますが、より有効な飲み物が経口補水液です。
経口補水液はスーパーなどでも市販されていて、「飲む点滴」ともいわれています。
脱水のときに体内に水分が吸収しやすいように作られているのですが、この経口補水液は自宅で簡単に手作りすることができるんです^^
ぬるめのお湯にリットルに対し、塩3g(小さじ2分の1)と砂糖40g(大さじ4と2分の1)をよく混ぜ合わせます。
レモンなど柑橘類の搾り汁を少し入れると、疲労回復に効果的なクエン酸も一緒に摂ることができます。
お子さんの水筒に入れて持たせてあげるときは、あまり冷やし過ぎず、少しぬるめの方が身体に優しいので良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
子どもは、遊びや運動に夢中になっていると自分では熱中症に気づきにくいもの。
大人がしっかりと管理して熱中症を予防したいですね。
夏を楽しく過ごすためにも、ぜひ気をつけましょう。
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