絶え間なく出るクシャミと鼻水。
頭がぼーっとして仕事も集中できない。
花粉症に悩む方にとって、春は過酷な季節ですよね。
今年(2016年)の花粉の飛散時期はいつからいつまでなのでしょうか。
そして花粉症の薬はいつまで飲み続けなければいけないのでしょうか。
今日は花粉症の飛散時期とピーク、そして薬を飲む期間についてまとめました。
2016年の花粉症の時期はいつからいつまで?
花粉といえば春のイメージが強いですが、花粉の飛散時期は早い年では1月から始まります。
花粉症の約80%を占めるといわれるスギ花粉の場合、例年2月上旬から本格的に飛び始めます。
昨年(2015年)は、2月8日に東京都で花粉の飛散開始が確認されました。
季節はまだまだ冬真っ盛り。花粉の飛散量も少ないですが、花粉アレルギーの強い方は症状が出てくることもあるので、油断できません。
九州・四国地方で2月上旬から飛び始めた花粉は、徐々に日本列島を北上します。
近畿・東海・北陸地方では2月中旬ごろ、関東・甲信越地方では2月下旬ごろ、東北地方では3月上旬、北海道では3月下旬ごろから花粉が飛散するでしょう。
花粉の飛散終了時期は、関東地方では例年4月下旬。
症状の強い方は、遅くともGWごろまでは油断せずにしっかり花粉対策をしておく必要があるでしょう。
花粉症の時期ピークはいつごろ?
2月ごろから本格的に飛び始めた花粉。
この花粉の飛散量がピークを迎えるのは2月下旬から3月ごろ。
花粉症の症状もこの時期がピークといえるでしょう。
花粉の飛散量2016年は多い?少ない?
花粉の飛散量としては、昨年と比較すると全国的に多くなると予想されています。
これは昨年(2015年)の花粉飛散数が少なかったため。
「去年は大丈夫だったから今年も大丈夫♪」と甘く見ず、しっかりと花粉症対策をしておきましょう。
花粉症の薬はいつからいつまで飲む?
つらいくしゃみや鼻水、目のかゆみ。
花粉症の薬はいつから飲むのが効果的なのでしょうか。
症状や重症度によっても異なりますが、アレルギー体質の方は花粉の飛び始める2週間ほど前から薬を飲み始めるとよいといわれています。
これは初期療法といって、花粉の飛散前もしくは症状がまだ軽いうちに治療を始めておくためです。
この初期療法を行えば、症状が出るのを遅らせたり、また症状を軽くすることができる可能性があります。
また、花粉症に効く薬といってもさまざまな種類があります。
効果だけを期待して飲むのではなく、副作用や危険性も考慮して服用することが大切です。
花粉症の症状が軽減したら、薬の量を減らしたり、服用をストップして長期間の服用を避ける必要がある薬もあります。
薬を服用する前に、医師や薬剤師さんに現在の自分の症状と、いつまで薬を飲み続けなければいけないかをしっかり確認しておきましょう。
まとめ
花粉症の症状がひどい方にとっては、春は憂鬱な季節かもしれません^^;
でもしっかり花粉症対策をして、日本ならではの美しい春を楽しみませんか。
「花粉の時期が終わったらアレをしよう♪」と計画するだけでも、少し前向きな気持ちになれるかも^^