花粉症の本格的なシーズンが始まりましたね。
今年はスギ花粉の飛散量は昨年に比べてかなり多いと予想されています。
すでに飛散が始まっている地域も見られますが、花粉症対策は始められていますか?
そこで今日は2019年の花粉症の時期とピークの特徴、そして薬を飲む期間などを地域別にご紹介します。
花粉症の時期2019年はいつからいつまで?
花粉症の主な原因となる物質が、スギ花粉とヒノキ花粉です。
今年の飛散量は、前シーズンと比較すると北日本では少なくなりますが、西日本ではかなり多くなると予想されています。
これは昨年の天候や気温が関係していますが、昨年は飛散量が比較的少なかったため例年に比べて過ごしやすかったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし今年はアレルギー症状が強く出たり、期間が長引く恐れもありますので、まずは花粉が飛散する時期やピークを把握しておきましょう。
今年2019年のスギ花粉の飛散時期を地域別に見ていきましょう。
東北地方 2月中旬から5月初旬ごろ
関東地方 2月初旬から6月初旬ごろ
東海地方 2月初旬から4月下旬ごろ
関西地方 1月初旬から5月初旬ごろ
九州地方 2月初旬から5月初旬ごろ
次に今年2019年のヒノキ花粉の飛散時期を地域別に見ていきましょう。
東北地方 3月中旬から5月初旬ごろ
関東地方 2月下旬から5月中旬ごろ
東海地方 3月初旬から5月中旬ごろ
関西地方 3月初旬から5月中旬ごろ
九州地方 3月初旬から5月中旬ごろ
ヒノキ花粉はスギ花粉に比べると飛散開始が遅いですが、スギ花粉症の方の多くはヒノキ花粉にも反応するといわれています。
花粉飛散量のピーク2019年はいつからいつまで?
花粉が飛び始めても、最初のころは飛散量が少ないので花粉症の症状はあまり出てきません。
しかし本格的に花粉が飛散しはじめ、症状が出てくると鼻のアレルギー症状はかなり盛んな状態になっています。
花粉飛散量のピークの期間を知っておき、花粉症対策を徹底しておきたいですね。
では今年2019年のスギ花粉の飛散ピークの時期を地域別に見ていきましょう。
関東地方 3月初旬から4月下旬ごろ
東海地方 3月初旬から4月初旬ごろ
関西地方 3月初旬から5月初旬ごろ
九州地方 3月初旬から4月初旬ごろ
関東地方ではスギ花粉の飛散期間が長く、ピークの期間もほかの地方と比較すると長くなりそうです。
スギ花粉がピークを迎えたあとヒノキ花粉もピークを迎えますので、引き続き花粉症対策はしっかりとしておきましょう^^;
花粉症の薬を飲む期間はいつからいつまで?
薬は身体の症状が出てから飲み始めるという方も多いと思います。
しかし最近では、「初期療法」といって症状が出る前から飲み始めるとより効果的だといわれています。
花粉の飛散が本格的になり、身体のアレルギー症状が盛んになっているときより、まだ症状が強くない時期に薬を飲み始めた方が症状を効果的に和らげるといわれています。
毎年同じ時期に花粉症の症状が出る場合は、症状がまだ出ていなくても花粉が飛び始める2週間前ごろから薬の内服を始めるとよいでしょう。
そして薬の服用をやめるタイミングですが、症状が和らいできたからといってすぐに内服を終えるのは避けましょう。
花粉を大量に浴びたことにより、鼻の粘膜は炎症を起こし過敏な状態になっています。
わずかな気温差や黄砂、PM2.5の飛散などもありますので、花粉の飛散がおさまったあとも1週間ほどは様子を見て薬の内服を続けた方がいいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
花粉症の症状が楽になったからといっても油断は禁物。
仕事や勉強に集中できないとイライラしたり気分が落ち込んでしまいますが、花粉症との付き合いは長いもの。
自分の症状に合った対策をしっかりと行い、花粉症の時期を乗り越えましょう!