春といえば花粉症のシーズン。
花粉症対策をしているのに、家に帰ってきてもくしゃみや鼻水が止まらない。
家の中でも花粉症の症状がひどい!
こんな状態だと部屋にいてもストレスがたまり、身も心も休まることがなく花粉症の症状も悪化してしまいます。
そこで今日は家でも出る花粉症の症状を少しでも改善するため、効果的な掃除方法や空気清浄機の置き場など、簡単で今すぐできる花粉症対策法をご紹介します。
花粉症が家の中でもひどい。夜もひどい原因は?
花粉が飛んでいるのは屋外なのに、家の中にいても症状が止まらない。
そんなときは外から花粉を持ち込み、室内で溜まっている可能性があります。
身体や衣服についた花粉が室内で飛び散り、寝室に持ち込んでしまうと夜も花粉症の症状が止まらず、一晩中苦しむことになってしまいます。
シーズン中に花粉を溜めたままでいると、外出時よりもむしろ家の中のほうがひどくなることもあるので早めに対策をしたいですね。
また花粉によるアレルギー反応には、即時反応と遅発反応の二種類があります。
花粉に接触することですぐに起こる即時反応よりも、花粉が粘膜に触れて起こる炎症反応である遅発反応の方が症状が強く長引きます。
遅発反応では8時間~2日後に症状が出るため、一日中家にいたのに花粉症の症状が治まらないという事態が起きてしまいます。
室内の花粉を除去する掃除方法は?
ただでさえつらい花粉シーズン。
家の中だけでも症状を和らげて快適に過ごしたいですよね。
そこで大事なのが、室内に持ち込んだ花粉症をしっかり除去すること。
シーズン中できれば花粉の飛散が少ない午前中に毎日掃除をしてこまめに花粉を取り除きましょう。
花粉を取り除く掃除方法
①加湿器を使用する
ご自宅に加湿器や空気清浄機の加湿機能があれば使用しましょう。
室内の湿度が高くなれば花粉が舞いにくくなり、床に落ちやすくなります。
②掃除スタート♪まずは雑巾やモップで床を水拭きします。
ウエットシートなどでもOKです。
雑巾やモップを固く絞り、畳やフリーリングの目に沿って優しく水拭きしていきます。
ここでいきなり掃除機をかけると、室内に溜まった花粉がまき散らされてしまいます。
また花粉はとても小さく掃除機のフィルターもすり抜けてしまうため、先に拭き掃除をして床に落ちた花粉をごっそり取ってしまいましょう。
③次に丁寧に掃除機をかけて仕上げをします。
部屋の隅っこや畳の目の間、カーペットやソファーの裏などわずかな隙間にも花粉は潜んでいますので、丁寧に掃除機をかけます。
このとき空気清浄機があれば使用しましょう。なければ掃除機をかけたあと、網戸とレースのカーテンは閉めたまま窓を少し開け短時間だけ換気します。
花粉が入りやすい玄関や窓際、そしてベッド周辺も念入りに掃除機をかけましょう。
カーテンやシーツなど布製のものには花粉が多く付着しますので、コロコロローラーをかけて花粉を取り除くか、洗濯できるものは洗濯しましょう。
花粉症対策でおすすめの空気清浄機の置き場所は?
室内の花粉を取り除く救世主が空気清浄機。少しでも効率的に花粉を除去したいですよね。
そこで気になるのが空気清浄機を置く場所です。
まず外から侵入する花粉を防ぐために、自分や家族が帰宅する時間帯に合わせて玄関に置きましょう。
こうしておけば人の出入りとともに花粉が室内へ侵入するのを防げます。
また、外出する前に空気清浄機を玄関に移動させておき、帰宅したとき作動させるのも効果的でしょう。
次に室内で過ごす時には、部屋の出入り口付近に置きます。
空気清浄機は室内の空気吸い込んで花粉を除去しますが、床に落ちた花粉まで吸い込むことはできません。
そこで空気清浄機を部屋の出入り口の近くに置いておくと、人の出入りなどの動きによって舞い上がった花粉を捕らえてくれるようになります。
また部屋の広さよりも少し大きい部屋用の空気清浄機を使うのも、効率的に花粉を除去できるので効果的ですよ^^
まとめ
室内で行う花粉症対策はいかがでしたでしょうか。
家の中でも花粉症の症状がひどいと、心身ともにダメージを受け、免疫力の低下にもつながります。
長く続く花粉症シーズンを快適に乗り切るためにも、
・花粉を玄関前で払って家の中に持ち込まない
・花粉の少ない午前中に水拭きし、掃除機をかける
・空気清浄機は時間によって玄関、部屋の出入り口に移動させて使用する
ということがポイントになってきます。
つらい症状を少しでも改善させるため、できる限りの対策を取って体調管理に務めたいですね^^