華やかな着物を着て、家族で行う七五三参り。
親にとって子どもの成長を願う、一大イベントですね。
でもまだ2歳、3歳の小さな子は、普段着たことのない着物を嫌がったり、いつもとちがう雰囲気に、写真を撮ることを嫌がってしまうことも。
そんなぐずりが気になるお母さんに、主役である子どもが楽しめて、失敗しないための七五三参りのポイントをご紹介したいと思います。
子どもが着物を嫌がらないようにするには?
初めて着物を着て行く七五三参り。
でも普段着たことがない上に、知らない人に着付けをされて本人も緊張しますし、嫌がる子もいるかもしれません。
そのために、着物を購入している場合、
まず七五三参りの何日か前から、子どもの目につくところに着物を掛けておき、ときどき試着させてあげましょう。
その際に、
「この着物を着て、可愛くなってみんなでお写真撮ろうね。」
と声をかけてあげましょう。
特に女の子なら「可愛い」という言葉にご機嫌になる子も多いはず。
「着物を着てお出かけしたい!」と当日を楽しみにしてくれるかもしれません。
また人見知りなどで、美容院などで知らない人に着付けをしてもらうと嫌がる心配がある場合、可能であればお母さんが着物を着せてあげると良いでしょう。
事前に本かインターネットで着せ方を調べておくと、子どももリラックスして抵抗なく着てくれるかもしれません。
お参りより先に・・・
着付け・ヘアメイクが終わったら、神社に参拝して七五三の祈祷を受けたあと、家族で写真撮影を予定している方も多いと思います。
しかし、七五三シーズンなどで神社が混み合うことも予想されます。
できるなら、先に写真撮影を済ませてしまいましょう。
風でセットした髪型がくずれてしまったり、窮屈な着物を子どもが嫌がる前に、写真を残しておくと良いでしょう。
草履で足が痛くなることもあるので、移動中は普段の靴を履かせてあげるのがおススメです。
疲れて眠たくなってしまうかも・・
慣れない着物を着て歩き、いつもとちがう雰囲気で子どもは疲れやすいもの。
特にいつもお昼寝をする習慣がついているなら、お参りに行くのは朝のうちが良いかもしれません。
昼ごろになって眠くなってしまうと、ご機嫌ななめになってしまう可能性も。
まだ2、3歳なので、無理のないスケジュールを組んであげましょう。
まとめ
せっかくの七五三参りを子どももご機嫌で終わらせるために、早めに準備しておくのが失敗しないコツ。
当日はやることが多いので、記念撮影は別の日に前撮りしておくのも良いでしょう。
また、七五三のシーズンである11月は寒い時期でもあるので、子どもの体調や機嫌も考慮してあげましょう。
素敵な一日になるといいですね^^