暖かいこたつに入りながら食べるみかん。
冬はとってもおいしいですよね。
でもお母さんやおばあちゃんから、「みかんをたくさん食べ過ぎると、手や足の裏が黄色くなるよ」と言われた経験はありませんか?
実際にたくさん食べると、なんとなく手足が黄色くなっているようにも見えるけど・・。
本当にみかんを食べたことが原因で、手足が黄色くなってしまうのでしょうか?
また、黄色くなった手足はどうしたら治るのでしょうか?
気になったので調べてみました^^
実は病気だった!
みかんをたくさん食べる事によって皮膚が黄色くなる現象を 「柑皮症(かんぴしょう)」といいます。
つまり、医学的に認められている病気の一種だったんですね。
みかんなどの柑橘類に含まれるカロチンという成分が、顔の皮膚、手のひら、足の裏などに色素沈着したもので、黄色く見えることから柑皮症と呼ばれています。
皮膚が黄色くなるのは黄疸と同じですが、柑皮症は白目まで黄色くなることはありません。
脂肪の量やホルモンの関係で、男性よりも女性の方が、みかんを食べて皮膚が黄色くなりやすいのだとか^^
みかん以外にも、にんじんやトマト、さつまいも、海苔などのでも起こることがあります。
柑皮症の原因は?どうしたら治るの?
柑皮症の原因は、ずばりカロチンの摂りすぎです。
顔や手足が黄色くなってしまうと、みかんを食べるのを一時的に止めれば、皮膚の色は元に戻ります。
皮膚が黄色くなっても、みかんの色素で黄色くなっているだけなので身体に害はありません。安心してくださいね。
まとめ
私は今まで、みかんの皮や果汁の色が手について黄色くなったように見えるだけだと思っていたので、病名まであるなんて、とっても意外でした(笑)
みかんはあまり食べすぎると、柑皮症だけではなく水分やビタミンCの摂り過ぎによる腹痛や下痢が起こる場合もあるようです。
ついつい食べ始めると止まらなくなってしまいますが、みかんを食べるのは1日に2~3個が適量です。
この冬は、食べ過ぎないように気をつけたいですね。
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