ちょっと奮発して、ステーキ肉を買ってきたのに、家でフライパンで焼いたら固くなってしまってガッカリ・・・
そんな経験はありませんか?
今朝の「あさイチ」で、美味しい牛ステーキ肉の焼き方を特集していたので、ご紹介いたします^^
美味しく焼くコツは65℃焼き!
お肉は、筋繊維をコラーゲンの膜が包んでいます。
焼くときの温度が上がりすぎてしまうと、コラーゲンの膜が縮んでしまい、中の肉汁が流れ出てしまいます。
このため、お肉が固くなってしまうんですね。
調理科学が専門の佐藤秀美さんは、
「65℃焼き」をすると固くならず、家庭でもステーキ肉をジューシーに焼くことができると紹介していました。
65℃焼きのやり方と目安
①室温に戻すため、ステーキ肉を焼く30分前から冷蔵庫から出しておく。
②フライパンを熱し、油をひいてステーキ肉を焼き始める。
③ステーキ肉から肉汁がうっすら出てきたら、ひっくり返して裏面もしばらく焼く。
④同じように裏面からも肉汁がうっすら出るまで焼けばOK♪
⑤さらに、フライパンから降ろして5分ほど余熱で置いておくと良いそうです。
65℃焼きの目安は肉汁!お肉の表面に、肉汁が自然に浮かび上がってきたらOKです。
これだけで、温度をいちいち測りながら焼かなくてもいいから簡単ですよね^^
牛薄切り肉もフライパンで美味しく焼ける!
牛肉の薄切りは、フライパンで焼くとしばらくしたら固くなってしまうんですよね。
薄切り肉は火が通りやすく、お肉の中心温度が65℃を超えてしまうため、固くなってしまうのだそう。
そのため、薄切り肉を焼く場合は、タレにからめてから焼くことで、柔らかく焼くことができるんです。
佐藤さんが利用するのは「メイラード反応」というもので、アミノ酸と糖の濃度が濃いタレをつけて焼きます。
[焼き方]
①「お酢+しょうゆ+砂糖」のタレを薄切り肉にからめてフライパンで焼く
②約10秒でひっくり返し、裏面も焼けばOK。
これだけで、お肉が焦げることなく、柔らかく焼き上げることができるそうです。
まとめ
番組で紹介されていた焼き方は、とっても簡単で面倒な手間も必要ないので、我が家もさっそくやってみたいと思います。
安いステーキ肉でも、フライパンで柔らかく焼いて食べれるなんて嬉しい♪
家族が「美味しい~!」と喜んで食べてくれるといいですね^^