まだまだ寒い日が続きますが、2月頃になると早くも花粉が飛び始めます。
花粉症の方には憂鬱なこの季節。
この時期に鼻水や咳、喉の痛みを感じたら、風邪をひいたのか、花粉症になってしまったのか区別がつきにくいですよね。
今まで花粉症とは無縁という方の場合でも、花粉症の症状はある年から急に出てくることもあるんです。
今日は花粉症の症状と、風邪や鼻炎との見分け方についてまとめました。
花粉症の症状は?
花粉症(花粉アレルギー)の主な症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみが挙げられます。
このほかにも、花粉が喉から気管に入って乾いた咳が出たり、喉の痛みを感じることもあります。
症状が重い場合は、熱っぽくぼーっとしたり、身体がだるい、頭が重いといった全身症状をともなう場合もあります。
風邪と花粉症の見分け方とは?
くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの花粉症の症状は、風邪の初期症状とまったく同じです。
そこで、風邪と花粉症を見分けるポイントをいくつかご紹介します。
●症状が続く
通常、風邪の場合は安静にしていれば数日から1週間程度で体内のウイルスが消滅して、身体が回復傾向に向かいます。
ところが、花粉症の場合は原因であるスギやヒノキなどの花粉が飛散している間は症状が続きます。1週間以上風邪のような症状が続く場合、花粉症を発症してしまったのかもしれません。
●くしゃみが続けて出る
風邪のくしゃみは一度に多くても3~4回ほど。ところが花粉症の場合はくしゃみが出ると、なかなか止まりません。こうした発作のようなくしゃみが、1日に何度も見られます。
●鼻水がさらさらしている
風邪で鼻水が出る場合、初めはさらさらしていても、数日たてば黄色くなってネバネバした鼻水になってきます。一方、花粉症の鼻水は無色透明でさらさらしています。
●目のかゆみがある
風邪の場合、目のかゆみが出ることはほとんどありません。目が異常にかゆい、充血している、涙が出るなどの症状がある場合、花粉症が疑われます。
花粉症になったらどうすればいいの?
上記のような症状が出てしまったら、早めに医療機関を受診しましょう。
初めは症状がひどい部位の診療科で診察してもらいます。
「風邪だろう」と放っておいたり、自己判断で風邪薬を服用していると、症状が悪化して重症化することもあります。
今まで花粉症にかかったたことがなくても、ほかのアレルギーの病気がある場合は花粉症になりやすいので、注意してくださいね。
まとめ
風邪の初期症状と見分けがつきにくい花粉症。
今までかかったことのない方なら、認めたくないという気持ちがあるかもしれません。
病院で検査を受ける前に、ドラッグストアなどにいる薬剤師さんに相談してみてはいかがでしょうか。
花粉症じゃないといいですね・・^^;
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