暑い夏には、冷たい飲み物が欠かせませんよね。
そんなとき、手軽に作れて健康にも良いとされる麦茶がおすすめです。
でも何かと忙しくて、お茶を沸かしてすぐ冷蔵庫に入れるということもあるかと思います。
では、お茶を熱いまま冷蔵庫に入れたらどうなるのでしょうか?
お茶の温度の変化と味の変化についても、詳しく解説します。
お茶を熱いまま冷蔵庫に入れたらどうなる?
お茶を沸かしてから冷めるまで、夏だと室温も高いので3時間~くらいかかりますよね。
何かと忙しくバタバタしていて、もう熱いまま冷蔵庫に入れちゃいたい!
そんなときもあるかと思います。
でも、沸かしたてのお茶を熱いまま冷蔵庫に入れてしまうと、次のような問題が考えられます。
冷蔵庫内の温度が上昇する
熱い麦茶を冷蔵庫に入れると、麦茶の熱量が冷蔵庫内の空気や食品と交換され、冷蔵庫内の温度が上昇します。
これによって、他の食品が傷みやすくなったり、冷蔵庫内の温度が一時的に上がることがあります。
味や品質が変化する可能性がある
熱い麦茶を冷蔵庫に入れると、急激な温度変化により、風味や香りが変わったり、苦味が増したりすることがあります。
冷却に時間がかかる
冷蔵庫内で熱いお茶を冷やすには、結構時間がかかります。
熱い液体を冷やすには、冷気が十分に循環するために数時間以上かかり、そのぶん電気代もかかります。
以上の点からみても、沸かしたお茶を熱いまま冷蔵庫に入れることはおすすめできません。
お茶を冷やしたい場合は、冷めるまで室温で放置するか、急速に冷やす方法を選ぶことをおすすめします。
やかんのお茶を早く冷やすには?
やかんでお茶を沸かしたあと、早く冷ますには以下の方法が有効です。
ぜひ試してみてくださいね!
冷水に浸す
大きなボウルやシンクに冷水を張り、その中にやかんやお茶の入った容器を浸します。
深めのお鍋やフライパンでもOK!
冷水がお茶の熱を奪い、1~2時間ほどでお茶を冷やしてくれます。
定期的に水を交換することで、さらに効果を高めることができます。
また氷は保冷材でも代用できますよ!
濡らしたキッチンペーパーを巻き付ける
熱いやかんを外側から冷やすために、冷たい水で濡らしたキッチンペーパーを巻き付けても良いでしょう。
これならば大量の水もいらないので経済的ですよね。
お茶をやかんのまま冷蔵庫に入れてもいいの?
沸かしたての熱いお茶を、やかんのまま冷蔵庫に入れることはおすすめできません!
冷蔵庫は食品を冷やすための場所であり、熱いものを直接入れると冷却に時間がかかりますし、冷蔵庫内の温度も上昇する可能性があります。
急激に庫内を冷やすので、冷蔵庫の電気代も余計にかかってしまうことになります。
また、熱いお茶を密閉されていない容器に入れると、他の食品のにおいが移ることもあります。
必ずお茶を室温程度まで冷ましてから、冷茶ポットに移し替え、そのあと冷蔵庫で冷やしましょう。
まとめ
夏は冷たいお茶がおいしく感じられますね。
とくに麦茶はミネラルを含むので、熱中症対策にもおすすめです。
お仕事や学校にたくさんお茶を持っていくというご家庭では、何度も沸かして冷ますだけでも手間になってしまいますね。
そんなときは希釈缶が便利でおすすめです。
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冷茶ポットに希釈用の麦茶を入れて、ミネラルウォーターなどを入れるだけでOKです!
お茶のペットボトルを買い置きしておくのも大変ですし、水に混ぜるだけで手早くできるのは本当に嬉しいですよね。
ぜひ一度試してみてください。
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