お正月飾りに欠かせない鏡餅。
毎年鏡開きで食べることばかり気にしていましたが、いざ鏡餅を飾ろうとすると知らないことばかり^^;
年神様を家にお迎えするためのお飾りなので、きちんと知っておきたいですよね。
そこで今日は、鏡餅を飾る時期や飾る場所、そして方角についてまとめました。
鏡餅を飾る時期はいつからいつまで?
鏡餅は、しめ飾りや門松と並ぶお正月のお飾りです。
古くから年神様へのお供え物であると同時に、年神様がやどる物とされてきました。
一年の始めに年神様をお迎えするため、鏡餅は年末までに飾ります。
飾る時期は12月26日以降が一般的で、末広がりである「八」がつく12月28日がよいといわれています。
ただし、12月26日以降といっても29日と大晦日の31日は避けた方がよいでしょう。
29日は「苦餅(苦持ち)」に通じるとされており、31日に飾るのは葬儀と同じ一夜飾りである「一夜餅」に通じるので縁起がよくないとされるからです。
このため、鏡餅を飾るのは12月26日~28日か、30日にしておきましょう。
そして、1月11日の鏡開きの日に鏡餅を下ろし、木槌などで割ってみんなでいただきます。
年神様にお供えした鏡餅を食べることで、神様の力を分けてもらおうというというのが鏡開きの行事です。
鏡餅を飾る場所はどこがいい?
鏡餅は年神様へのお供え物であると同時に、年神様がやどる物。
このため、床の間に飾るのが正式な飾り方とされています。
でも我が家のようにマンション住まいだと、床の間がないというご家庭も多いですよね。
そんな場合はリビングやキッチンなど、年神様に来ていただきたい大切な場所にお供えしましょう。
神棚やお仏壇があれば、そちらでもかまいません。
そして鏡餅はお家の中で複数飾ってもよいので、大きな鏡餅をリビングに一つ飾り、お仕事場や書斎、子ども部屋に小さな鏡餅を飾るのもよいでしょう。
子ども部屋に飾るなら、こんな可愛い鏡餅もいいですね^^
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リビングといってもテレビに近い騒がしい場所や、足元に近いような低い位置に置くのは格が下がるので避けたいですね。
鏡餅を飾る方角に決まりはあるの?
古くは鏡餅を飾るには、その年の恵方に向けてお供えする、というしきたりのある地域もあったようです。
現在では、鏡餅をどちらの方角に向けると良いという決まりはありません。
ただし、節分の巻き寿司のように恵方を向いて食べると縁起が良いう風習は今もありますので、特に縁起の良い方角に鏡餅を飾りたいという場合は、その年の恵方に飾ると良いのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
鏡餅の飾り方にもさまざまな意味が込められていたのですね。
一年を無事に過ごせたことに感謝し、新しい年の始まりに神様をお迎えする大切な行事。
新たな一年も良き年になりますように^^
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