妊娠後期になると赤ちゃんがグングン成長し、何をするのも一苦労。
こんな状態がいつまで続くのか、不安になる方もいるのではないでしょうか。
またお腹の形も人それぞれで、なんだか形がいびつな気がする・・など初めての妊娠・出産は分からないことだらけです。
今回は
・妊娠後期でお腹がはちきれそう!苦しいのはいつまで続く?
・妊娠後期でお腹の形がいびつなのは大丈夫?
・胎児が片側の寄るのはなぜ?
など妊娠後期のお腹や胎児について、詳しくご紹介していきます。
ただでさえ出産には不安が付き物。
妊婦さんは体だけでなく心も不安定になりやすいので、少しでも心配事を減らしていきましょう。
妊娠後期でお腹がはちきれそう!苦しいのはいつまで続く?
8ヶ月を過ぎると妊娠後期と呼ばれ、赤ちゃんが大きく成長していきます。
そのためお母さんのお腹はこれでもかというほど膨らみ、胎児の動きも活発化するので、苦しかったり痛かったりしますよね。
はちきれそう・・苦しい・・一体いつまで続くのでしょうか。
まず、はちきれそうについてですが、出産するまでは続きます。
赤ちゃんが成長し大きくなるのはもちろん、赤ちゃんのいる子宮は筋肉でできているため、内部や外部からの刺激で筋肉が緊張・収縮(子宮収縮)し、パン!と張った状態になります。
そのため、胎児の大きさ+子宮収縮で起こるはちきれそうな体感は、出産まで続きます。
なるべくストレスがかからないよう、リラックスして過ごしましょう。
また後期の苦しさは、36週を過ぎると楽になります。
後期に入ると、大きくなった子宮が胃や心臓を圧迫するので、息切れ・動悸が起こりやすく苦しさを感じます。
しかし36週を過ぎると出産に向け子宮が下がっていくので、圧迫感が軽減し少し楽になっていきますよ。
妊娠後期でお腹の形がいびつなのは大丈夫?
同じ妊娠さんでもお腹の形は様々。
ときに自分のお腹の形がいびつではないかと、不安になる方もいるかもしれません。
実は、お腹の形は、骨盤歪み・姿勢・腹筋などの状態で変化していきます。
例えば骨盤が歪んでいたり、赤ちゃんの重みで前傾姿勢が強まったり、腹筋が横に伸びてしまうと、大きくなったお腹を支えきれずに子宮が下がっていきます。
子宮が下がると、赤ちゃんが綺麗に丸くなれず片寄ってしまうので、お腹の形がいびつに感じてしまうのです。
改善策としては、簡単なストレッチ・体操・トコちゃんベルトの着用がオススメ!
子宮の位置を維持できれば、赤ちゃんも下がりにくく綺麗に丸くなれる他、体の不調も軽減するのでぜひ試してみてください!
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胎児が片側の寄るのはなぜ?
赤ちゃんはお腹の中で動きます。
でも、いつも右側・左側のどちらかに寄っていると心配になりますよね。
なぜ片側に寄ってしまうのでしょうか。
考えられる理由は2つあります。
お母さんの姿勢
人は無意識のうちに、好きな姿勢を取ります。
例えば、必ず右を向いて寝る・足を組む癖がある・片側に体重をかけるなどです。
このような癖は体全体を歪ませ、胎児を片側に寄らせる原因になるので、なるべく正しい姿勢を心がけてください。
お腹に余裕がある
胎児がまだ小さい場合はお腹に余裕があるため、中でクルクル回ったり移動をします。
だんだん大きくなると頭を下に中央で落ち着くので、心配せずに過ごしましょう。
まとめ
今回は、妊娠後期の疑問や心配事など詳しくご紹介してきました。
長い妊娠期間を経て産まれてくる尊い命は、なによりも大切な宝物。
そんな赤ちゃんをお母さんは10ヶ月もの間、お腹の中で守り続けます。
特にこの妊娠中の10ヶ月間は、つわりや浮腫み・体重増加・体調不良など、母体が抱える負担は想像以上のもの。
でもこの期間があるからこそ、待望の対面が叶います。
無理をせず、体や心の健康を大切にできるだけリラックスして過ごしてくださいね。
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