ホールケーキやカットされたショートケーキを持ち帰る際に必要な保冷剤。
店員さんが所要時間に応じて保冷剤をつけてくれますが、そもそも保冷剤って何時間もつんだろう・・と気になる方もいると思います。
今回は
・ケーキの保冷剤が有効なのは何時間まで?
・ケーキの保冷剤は冬なら何時間まで持ち歩いても大丈夫?
・ケーキの保冷剤を5時間もたせることはできる?
など、保冷剤について詳しくご紹介していきます!
保冷剤はケーキだけでなく、様々な用途で使える便利なアイテムです。
効果を把握した上で、上手に活用していきましょう。
ケーキの保冷剤が有効なのは何時間まで?
ケーキはスポンジだけではなくフルーツや生クリームを使用するので、食べるまで冷やしておく必要があります。
保冷剤は種類や大きさも様々ですが、ケーキ屋さんでもらえるものは手のひらサイズで小さめ。
多少の前後はあっても30グラム~50グラムの保冷剤になります。
保冷効果は約2時間で、この時間内であれば雑菌の繁殖や品質の低下を防ぐとされていますが、外気や室内の暖房の温度などによっても変わるので目安としてお考えください!
ケーキの保冷剤は冬なら何時間まで持ち歩いても大丈夫?
まず、冬場であっても保冷剤は必須になります。
理由として、生ものである生クリームは10度をこえると溶け始めるからです。
冬場は夏ほど気温も上がらないので、基本的な保冷時間の2時間は安全です。
ただ保冷剤も必ず溶けていくので、品質維持の意味でも2時間を越えての持ち歩きは推奨されていません。
もちろん食品は暑さに弱いので冬の方が痛みにくくはなりますが、油断は禁物。
車や電車などの交通機関のなかや建物のなかも暖房が効いているため、体感温度は低くても意外と室温が高い場合もあります。
あらかじめ持ち歩き時間はどれくらいかかるか考えておきましょう。
ケーキの保冷剤を5時間もたせることはできる?
2時間が目安だとしても、場所によっては「4、5時間くらいもたせたい!」なんてこともあるかもしれません。
そのままの状態で5時間もたすことは出来ませんが、工夫をすれば可能になりますよ。
その方法をいくつかご紹介していきます。
クーラーボックスを持参する
5時間ほどの移動になる場合は、クーラーボックスを持参しましょう。
普通のケーキボックスでは外気に大きく影響されますが、クーラーボックスには断熱材が使用されているので、より保冷効果を持続させることが可能です。
ホールケーキを持ち運びたい場合は、外箱まですっぽり入れられるような大きめのクーラーボックスが必要です。
普段クーラーボックスを利用しないし・・という方はケーキ用のクーラーバッグがあります。
クーラーボックスに比べると保冷機能は劣りますが、こちらのケーキ用の保温バッグは折りたためるので持ち運びにも便利ですね。
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ペットボトルを凍らせておく
そのままの状態では本来の2時間を目安に溶けてしまう保冷剤ですが、それにプラスしてペットボトル(飲み物)を凍らせておいたものを一緒に入れておくと保冷効果も持続します。
凍らせたペットボトルは持参しても良いですし、コンビニでも購入できるので覚えておきましょう!
プチプチをまく
意外かもしれませんが、家にあるプチプチを保冷剤に巻くだけで保冷効果が長続きします!
このプチプチの正式名称は気泡緩衝材(きほうかんしょうざい)といい、空気の袋がたくさん密集している梱包材です。
クッション性が高いのはもちろん、保冷や保温にも向いている優れもの。
保冷剤の冷気を上手に逃がしながらも、溶けにくくしてくれます。
このプチプチ以外にもハンドタオル、新聞紙、アルミホイルなどでも代用できますよ!
保冷剤に一巻きするだけでも持続時間が変わるのでオススメです。
これらを組み合わせれば、長時間の持ち運びも可能になりますのでお試しください。
さいごに
今回はケーキの保冷剤について詳しくご紹介してきました。
ケーキ屋さんが近所にはなかったり、美味しいケーキを求めて遠い店舗に買いに行くなど持ち運びに時間がかかる場合もありますよね。
その場で慌てることがないよう事前に準備をして、美味しいケーキを食べましょう!
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