こどもの日である5月5日は端午の節句。
鎧や兜を飾り、こいのぼりを立てて、男の子の成長や立身出世を願ってお祝いをする日です。
なかには、お子さんが誕生して初めて端午の節句を迎えるという方もいらっしゃると思いますが、どんなメニューでお祝いすればよいのでしょうか。
端午の節句にぴったりなお料理の献立と、初節句のお祝いのときに用意したい食事のメニューをご紹介します。
こどもの日の定番の食べ物は?
端午の節句には、柏餅やちまきを食べる風習があります。
柏餅を食べるのは、柏の葉は新芽が出るまで古い葉を落とさないことから、「家系が途絶えない」、「子孫繁栄」という願いが込められているため。
また、ちまきは中国で邪気を払う食べ物とされているため、日本では端午の節句に食べられるようになったといわれています。
こどもの日の献立メニューはどうする?
端午の節句には、柏餅やちまき以外にこれといった行事食があるわけではありません。
ちらし寿司や蛤(はまぐり)のお吸い物が並ぶひな祭りと比べると、ちょっと寂しい気もしますね^^;
そこで、お子さんも喜ぶおかずを加えて、お祝い膳を準備するのはいかがでしょうか。
●献立メニュー1
・中華おこわ
・具だくさん春巻き
・えびとたけのこの茶わん蒸し
・キャベツとツナのさっぱりサラダ
●献立メニュー2
・五目ちらし寿司
・唐揚げ
・カツオと春野菜のサラダ
・かき卵汁
●献立メニュー3
・たけのこの炊き込みご飯
・ふわふわハンバーグ
・マカロニサラダ
・カラフル野菜スープ
献立に困ったときはこいのぼりメニュー!
お子さんが好きないつもの料理にひと手間加えて、食卓にこいのぼりメニューを登場させてみるのはいかがでしょうか。
おもてなしやパーティーメニューにもぜひ^^
●こいのぼりのカレー
いつもの手順でカレーを作り、ご飯をよそうときにお皿の上でこいのぼりの形にします。そしてご飯のまわりにカレーをかけたらOK。ソーセージやハムを半月に切ってうろこを作り、海苔で目を作れば完成です^^
●こいのぼりいなり寿司
いなり寿司の端を少しへこませて、お魚の形になるように作り、きゅうりやハムでうろこを作ります。海苔で目を作ればOK。
●こいのぼりオムライス
いつもの手順でケチャップライスと卵焼きを作ります。ケチャップライスをお皿の上でこいのぼりの形にします。卵焼きをケチャップライスの上にかぶせて、尾ひれの部分を包丁で切り取ります。ケチャップでうろこと目を書いたら完成^^
●こいのぼりおにぎり
俵型のおにぎりをつくり、海苔を切り取ってうろこ模様と目を貼りつければ完成。これなら朝食やお弁当にも入れられますね。
初節句の食事メニューは?
初節句の日には、おじいちゃんおばあちゃんを招待して、みんなでお祝いをされるご家庭もあると思います。
端午の節句のお祝い膳には、柏餅やちまきのほかに、こんなメニューを用意してみてはいかがでしょうか。
●鯛
●カツオ
●海老
●ブリ
●豆
●れんこん
●たけのこ
どれも縁起をかつぐ食べ物なので、定番の赤飯やちらし寿司と一緒に何点か用意するといいでしょう。
さいごに
端午の節句は男の子のすこやかな成長を願う行事ですが、こどもの日でもありますね。
こどもの日は、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」日とされています。
ですので男の子だけでなく、女の子やお母さんも一緒に祝って楽しみましょう。
素敵な一日になりますように^^
コメント