スーパーで一年を通して販売されている豆苗。
100円前後と価格が安いにもかかわらず、栄養価が高いことはよく知られていますね。
見た目はカイワレ大根にも似ていますが、どんな栄養素を含んでいるのでしょうか。
せっかく豆苗を食べるのですから、美味しくかつしっかり栄養も摂りたいところ。
豆苗の栄養成分や効能、そして栄養素を効果的に摂取できる食べ方をご紹介します。
豆苗に含まれる栄養の効能や効果は?
豆苗に含まれる栄養成分で特にスゴイのがビタミンです。
各種ビタミンを豊富に含む豆苗ですが、約半袋(50g)大人が1食で摂りたいビタミンCとビタミンKを十分に摂取でき、ビタミンAと葉酸をほぼ摂取することができるんです。
このためインフルエンザや風邪予防にも最適で、健康維持にはもってこいの食材と言えますね。
また豆苗に含まれるβカロテンは抗酸化作用を持ち、お肌のアンチエイジング効果が期待できます。
またターンオーバーを促すので、お肌が乾燥する季節のカサカサ対策にもおすすめですす^^
豆苗の小さな体にスゴイ美容効果もあるなんて、ちょっと驚きですね。
妊婦さんや美容効果にもおすすめの豆苗の食べ方とは?
スゴイ栄養素を持つ豆苗。せっかくなので、美味しくもりもり頂きたいですね^^
豆苗は生でも加熱しても食べられますが、加熱しすぎると独特のシャキシャキした食感がなくなってしまいます。
また妊娠中の女性が積極的に摂取したい葉酸は、水に溶けやすく加熱で失われやすい栄養素です。
生のまま食べるか、加熱する場合は火が通りやすいので手早く調理しましょう。
では豆苗の食べ方をご紹介します。
1.生のままサラダに
洗って切って和えるだけ^^ツナや大根などと相性がいいです。
ゆで玉子にも葉酸が含まれるので、添えるのもいいですね。
2.炒め物に入れる
豚肉や玉子と一緒に炒めるのがおすすめ。すぐに火が通るので、豆苗は最後に入れましょう。
3.お浸しや和え物に
サッとお湯にくぐらせる程度でOK。もしくは電子レンジで30秒~チンするのも^^
豆苗は比較的くせがなく食べやすい野菜ですが、人によっては豆独特の青臭さを苦手と感じることがあるようです。
そんな場合は、なるべく短時間で加熱調理していただきましょう。
ちなみに私は豚肉・もやしと一緒にサッと茹でて、ポン酢でいただくのが大好きです^^
豆苗に含まれる栄養成分とカロリーは?
豆苗はスーパーなどで根付きのまま袋入りで立てて売られていますね。
ひょろ長くカイワレ大根と同じように見えますが、実はエンドウ豆(グリーンピース)の若菜。
中華料理では昔から高級食材として使われていたんですよ^^
豆苗のスゴイところは、エンドウ豆が持つ豊富な栄養成分を受け継いでいて栄養価が高いこと!
特にビタミンやミネラルが豊富で、βカロテンはホウレン草の約6倍、ビタミンCはブロッコリーの約2倍、食物繊維はじゃがいもの約2倍!
また、新陳代謝の働きを助けるビタミンB群も豊富に含みます。
このほかにはカルシウムを骨に定着させる働きのあるビタミンKや、妊婦さんが積極的に摂取したい葉酸も多く含みます。
カロリーは豆苗100gで24kclほど。
スーパーで販売されている豆苗1袋(100g)を食べた場合、根元を切り落とすのでカロリーは約20kclほどになります。
豆苗の栄養は熱で変化する?
豆苗はサラダに炒め物、和え物、またお味噌汁、スープなどにも幅広く加熱して料理に使えます。
でも加熱すると豆苗の栄養素が壊れてしまわないか気になりますね。
特に葉酸などは熱に弱いため長く加熱すると減ってしまうおそれがあります。
豆苗に含まれる葉酸をできるだけ摂取したい場合は、サラダなどにして生のまま食べるのがおすすめです。
けれども豆苗は油を使って炒めると、βカロテンが吸収されやすくなります。
シャキシャキの食感が残る程度にササッと炒めると、豆苗独特の香りも引き立ち美味しく頂けます。
まとめ
家計に優しく豊富な栄養素を手軽に摂ることができる豆苗。
しかも根っこを水に浸けて水耕栽培すれば再収穫もできちゃいます^^
ニョキニョキ伸びる姿はとても面白いので、1度食べても根っこは捨てずにぜひ育ててみてくださいね!
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