お祝いの料理や、華やかにしたいときに使われる桜でんぶ。
綺麗なピンク色で、甘くて美味しいので、彩りはもちろん、お子さんも喜びますよね。
日本ではちらし寿司や三色丼にも良く使われる他、おにぎりやキャラ弁など、様々な料理で活躍しています。
便利な桜でんぶですが、量を使えずに余ってしまうことも多いのではないでしょうか。
あまり知られてはいないかもしれませんが、実は冷凍保存も可能なんです!
今回は、余った桜でんぶは冷凍保存できるのか、期間や解凍方法までご紹介していきます。
困っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね^^
余った桜でんぶは冷凍保存できる?期間はどのくらい?
みなさんは桜でんぶが何から出来ているかご存じでしょうか?
色がピンクなので分かりづらいかもしれませんが、白身魚の鱈(たら)や鯛(たい)から出来ているもので佃煮の一種なんです!
佃煮とは醤油や砂糖を使って甘く煮詰めたものなんですが、そもそも味が濃くつけられているものは長期保存が可能で腐りにくい特徴があります。
基本的には日持ちしやすいのですが、冷蔵保存は向いていません。
冷蔵庫は温度こそ低く鮮度を保ちやすい場所ですが、開閉回数が多いため空気が入れ替わりやすく温度や湿度の変動が起こりやすくなります。
乾燥させてある桜でんぶに湿度や水分は大敵。カビの原因となってしまいます。
そこでオススメなのが冷凍保存です!
冷凍庫はマイナス18度なので、湿度もかなり低く維持されています。
乾燥食品は品質が変わりにくく、より長く保存することができます。
その際は桜でんぷを小分けにし、しっかり密閉した状態で冷凍庫にいれましょう。
小分けにすれば、使いたい分だけ解凍することが出来て便利です。
ちなみに冷凍での保存期間ですが、開封済みのもので1~2ヶ月程度保存可能です。
しかし保存状態や賞味期限によっても変わってくるので、早めに使いきってくださいね!
他にも高温多湿を避ければ常温保存も出来ます。
すぐ使う予定がある場合は、常温で保管するのもいいかもしれませんね。
冷凍した桜でんぶをうまく解凍する方法は?
冷凍保存すると、必ずしなければいけないのが解凍作業ですね。
冷凍食品の解凍方法は様々ですが、桜でんぶはどのように解凍するのがよいでしょうか・・
先程もお伝えしましたが、桜でんぶは白身魚をすり下ろし、濃い味に煮詰めてから乾燥させて作る食品です。なので水分が大敵。
解凍時に水分が多く出てしまうと、砂糖を使っていることもありベタっとしてしまい、
風味はもちろん、使えなくなることもあります。
オススメは、冷蔵庫でゆっくり解凍させる方法です。
凍らせたものを急いで解凍させると、急な温度変化によって水分が多くでてしまいますが、
冷蔵庫で解凍した場合は水分が出にくく、品質低下も防いでくれるので衛生的にも安心です。
ただ常温や電子レンジを使わない分、時間はかかってしまいますので早めに冷蔵庫に移しておきましょう。
解凍した桜でんぶは、そのままご飯にのせたり、ほかのお料理に使えますよ。
この際も小分けに冷凍しておくと、解凍時間が短くなり、無駄にすることもなく便利ですね^^
さいごに
今回は桜でんぶの冷凍保存や解凍方法などを詳しくお話ししてきました。
家庭料理やお祝いなど、いざという時にはかかせない桜でんぶですが、量は使わず余りがち・・
桜でんぶのような乾燥物は保存にも工夫が必要になりますが、温度や湿度が低く安定感のある冷凍庫であれば安心ですね。
どの食材にも言えることですが、使いたい分だけ小分けにして保存をしておけば食品ロスも少なく済みます。
華やかな料理にはかかせない桜でんぶ。
上手に使って保存して、もっと身近に便利に使っていきましょう!
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