乾燥パスタを水に浸しておくことで、
生パスタのようなもちもち食感に変身する「水漬けパスタ」。
茹でる時間を短くできたり、
よく噛むことで満足感もあるパスタと人気を集めています。
でも、水漬けパスタは失敗すると
「のびてぶよぶよでまずいパスタ」になってしまうんです。
そこで今回は、
水漬けパスタが
・失敗する理由やまずい理由
・失敗しないやり方
・リメイク方法
をご紹介していきたいと思います。
水漬けパスタがまずい!失敗する原因は?
実は、私も乾燥パスタを水に浸けておく「水漬けパスタ」、
チャレンジしてみたことがあります。
結果は、「のびてぶよぶよのまずいパスタ」でした。
そこで、なぜ水漬けパスタがまずくなったのか、
失敗の原因を探ってみました。
水に浸ける時間が短い
「水漬けパスタ」は、水に浸ける時間がポイント!
パスタの太さによって違いあるものの
調理前の15分や30分では給水時間が短すぎるのです。
浸けておく水が少ない
乾燥パスタをつけておく水が少ないと
パスタが水分を十分に吸収できずに
芯が残ったパスタになってまずくなります。
調理前に水気を切っていない
「水気の残り」も水漬けパスタがまずくなる原因です。
「水漬けパスタ」は、水に浸した後しっかり水を切ることで
ソースが良く絡み美味しくなるのです。
私が、水漬けパスタに失敗した原因は、
1・2・3の全てが当てはまりました。
そりゃ美味しくないわけです…。
でも、原因が分かればもう大丈夫!
失敗しない方法を詳しく見ていきましょう。
水漬けパスタの失敗しないやり方は?
水漬けパスタが失敗する原因が、
・水に浸ける時間が短い
・浸けておく水が少ない
・調理前に水気を切っていない
ということが分かりました。
であれば、1つ1つきちんと対策すれば良いというわけです。
水に浸ける時間は「茹で時間の10倍」が目安
水漬けパスタで、
乾燥パスタを水に浸ける時間は、「茹で時間の10倍」が目安です。
例えば、
・1.4mmのパスタの茹で時間6分の場合:60分水に浸ける
・1.7mmのパスタの茹で時間9分の場合:90分水に浸ける
・1.9mmのパスタの茹で時間12分の場合:120分水に浸ける
ということです。
乾燥パスタは、長時間水に浸けていると
吸水が止まる特徴があります。
なので、計算が面倒な時は、
前日から乾燥パスタを水に浸けておくことも可能。
パスタが、そうめんみたいに白く、膨らんでいると
十分に水を吸水したサインなんです。
水の量は「パスタの3倍~4倍」が目安
水漬けパスタで、
乾燥パスタを浸けておく水の量は、
「パスタの3倍~4倍」が目安です。
例えば、
・100gのパスタの場合:300cc~400cc
・300gのパスタの場合:900cc~1200cc
ということです。
パスタがそのまま入る容器に乾燥パスタと水を浸して、
フタかラップをして冷蔵庫で保管しておきましょう。
パスタがそのまま入る容器が無ければ、
パスタを折ってしまってOK。
調理前に水気をよく切る
水に浸けていたパスタは、調理前にしっかり水気を切りましょう。
・ザルにあげておく
・キッチンペーパーで水気を拭く
・30分ほど自然乾燥する
などの方法で水気を切ることができますよ。
茹でる時間は1分~2分
実は、水漬けパスタには、
・水に浸ける時間は「茹で時間の10倍」が目安
・水の量は「パスタの3倍~4倍」が目安
・調理前に水気をよく切る
の他にもう一つ美味しくするポイントがあります。
それは「茹でる時間は1分~2分」ということです。
水を切った水漬けパスタは、
・浸るくらいの少量のお湯で茹でる
もしくは
・フライパンで温めたソースに投入して加熱する
ことで美味しく仕上がります。
時間は、「1分~2分」で十分。
温めるイメージで火を加えましょう。
のびてぶよぶよになったパスタをリメイクする方法はある?
「もし、水漬けパスタが失敗したら捨てるしかないの?」
と思われるかもしれませんが、きちんと食べられるリメイク方法があります。
パスタグラタン
私が水漬けパスタを失敗した時のリメイク方法が
「パスタグラタン」
です。
ベーコンと玉ねぎをバターで炒めて、
小麦粉と牛乳を加えます。
そこに、失敗した水漬けパスタを加えてソースとからめます。
グラタン皿に移し替えて、ミックスチーズとパン粉をふりかけて、
オーブンで焼けば完成。
実際に、子ども達は何も気づかず
「おいし~」「おかわり~」と言ってくれました。
スープパスタ
2つ目のおススメリメイク方法が「スープパスタ」です。
水分にパスタを浸けることで、ぶよぶよが気にならなくなります。
ベーコンや玉ねぎ、にんじんなど
お好みの具材をお鍋で炒めます。
そこへ水とコンソメを加えます。
煮立ったら
水漬けパスタをお好みのサイズに切って加えて
軽く加熱すれば完成です。
牛乳を加えてミルクスープにしても良いですね。
パスタピザ
最後のリメイク方法は「ピザ生地」にするという方法です。
のびてぶよぶよの水漬けパスタをビニール袋に入れて、
少量の小麦粉を加えます。
そして、もみもみして、
取り出した生地を伸ばせば、ピザ生地の完成です。
あとは、ケチャップやピザソースを塗って、
ピーマンやウインナー、トマトやコーンなど
お好みの具材とミックスチーズを乗っけて
オーブンで焼けば完成です。
まさかパスタが生地になっているなんて誰も気づきません。
水漬けパスタは失敗しても救出できるリメイク方法があるので、
安心してチャレンジしてみてくださいね。
まとめ
乾燥パスタを水に浸しておくことで、
生パスタのようなもちもち食感に変身する「水漬けパスタ」。
ですが、
・水に浸ける時間が短い
・浸けておく水が少ない
・調理前に水気を切っていない
場合、失敗してしまう可能性があることが分かりました。
お家で美味しいもちもちパスタを食べるためにも、
・水に浸ける時間は「茹で時間の10倍」
・水の量は「パスタの3倍~4倍」
・調理前に水気をよく切る
・茹でる時間は1分~2分
というポイントを押さえておいてくださいね。
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