ケチャップの酸味を消す方法は？簡単にまろやかにするにはどうすればいい？

子どもがいると重宝する調味料の一つが「ケチャップ」。

2児のママである私もよく使っています。
生のトマトが苦手な次男もケチャップなら口にしてくれます。

でも、料理によってはケチャップの
「酸っぱさ＝酸味」が気になることがありませんか？

実は、ケチャップの気になる酸味は
簡単にまろやかにすることができるんです。

今回は、ケチャップの酸味を消す
3つの簡単な方法をお伝えしていきたいと思います。

ケチャップの酸味を消す方法には、

1.熱を加える
2.砂糖を加える
3.炊飯器保温する

という3つの方法があります。

詳しく見ていきましょう。

まず、ケチャップの酸味を消す1つめの方法が
「熱を加える」という方法です。

簡単にできるのが「電子レンジ」。

使いたいだけのケチャップを耐熱容器に入れて、
電子レンジで温めるだけでケチャップの酸味がまろやかになるんです。

目安は、ケチャップ大さじ1杯(15g)で30秒ほど。

30秒熱を加えて、味をみて酸味を感じる場合は、
10秒ずつ追加で熱を加えていってみてくださいね。

熱を加えたケチャップは、
オムレツにかけたりパスタに和えたり万能に使えますよ。

私は、毎朝オムレツを作っているんですが、
オムレツにかけるケチャップは一度レンジで温めています。

やはり、一度熱を加えることで酸味が消えているようで、
子ども達の大好きなメニューになっています。

ただ、電子レンジで熱を加える時は、フタかラップをしましょう。
フタかラップをしておかないとケチャップがレンジの内で飛び散って…
悲惨なことになってしまいます…。

ケチャップの酸味を消す2つ目の方法が
「砂糖を加える」という方法です。

目安は、ケチャップ大さじ1杯(15g)に砂糖ひとつまみです。
砂糖なら必ず自宅にあるので、すぐにできますね。

砂糖の他にも料理に合わせて「はちみつ」「みりん」でも代用できます。

例えば、
・ポークチャップなら「はちみつ」
・鶏肉のトマト煮なら「みりん」
など、
料理に合わせてお好みの調味料で
ケチャップの酸味を調節してみてくださいね。

オムライスに使うケチャップライスに
おススメのケチャップの酸味を消す方法が、
「炊飯器で保温する」という方法です。

ケチャップライスをフライパンで傷めていると
焦げてしまったりケチャップが均一に混ざらないことありませんか？

私はよくありました。

でも、ご飯と具材とケチャップを少しだけフライパンで炒め合わせてから
炊飯器で30分以上保温することで、
ケチャップの酸味が和らぐ上に
全体を混ぜ合わせやすくなるんです。

保温時間は、味を見ながら好みで調節してみてください。
あまり長く保温してしまうとパサついてしまうので、
長くても60分以内がおススメです。

時々、混ぜ合わせながら味見して
好みの味を見つけてくださいね。

ケチャップの酸味を飛ばすのはフライパンでもできる？

ケチャップの酸味を消す方法として、
1.熱を加える
2.砂糖を加える
3.炊飯器保温する

という3つの方法をお伝えしましたが、
「熱を加える」という方法は、
「電子レンジ」だけではなく「フライパン」でもOKです。

方法は、ごはんやパスタなどを加える前に
「ケチャップだけで1分～2分フライパンで炒めるだけ」です。

ケチャップの酸味が消え、旨みと甘みを引き出すことができますよ。

でも、どうしてケチャップの酸味があんなに強いのかと言うと、
ケチャップには酸っぱい「酢」が配合されているからなんです。

「酢」には、「酢酸(さくさん)」という酸の一種が含まれています。

「酢酸」は、
・強い殺菌作用
・食後の急激な血糖値の上昇の予防
・肥満気味の内臓脂肪の減少
・高血圧の抑制
など、私たちに体に嬉しい働きがあります。

そんな「酢酸」は、「揮発(きはつ)性」と呼ばれる
液体から気体に変わりやすい性質があるため、
熱を加えることで酸味が消えるというわけです。

でも、「酢酸」には体に嬉しい働きがたくさんあるので、
フライドポテトなどの油っぽい料理には、
酢酸の力を活かしてサッパリ食べるのがおススメです。

ぜひ、料理に合わせて酸味を消したり、
酸味を活かしたり工夫してみてくださいね。

ケチャップの酸味を消すには、
1.熱を加える
2.砂糖を加える
3.炊飯器保温する
という3つの方法があるということが分かりました。

ぜひ、料理や時間に合わせて
お好みの方法を試してみてくださいね。