牛肉は高いし、鶏肉じゃあっさりしてるし。
がっつり食べたいときにも、ちょっとパンチがほしいときにも、大活躍の豚肉。
「白菜と豚肉のミルフィーユ」「しょうがやき」「肉じゃが」など、食卓に豚肉が並ぶことも多いのではないでしょうか。
お店によって多少の値段の差はあるかもしれませんが。
食費は毎日いるもの、できるだけお得に買いたいですよね。
そこで今回は、意外に知られていない豚肉の部位によって違う値段、またスーパーでお得な買い方などもご紹介します。
今夜の食卓は、おかずが一つ増えるかな。
豚肉100gの値段の相場はいくら?
そもそも豚肉の100グラムの相場をご存じでしょうか。
「赤身や脂のバランス」や「食べやすさ」などの理由から、部位によって値段の差が生じます。
まずは、「肩ロース」。
100g約250円~。
赤身と脂身のバランスが良く、どんな料理にも合い食べやすい部位と言われています。
次に、「豚バラ」。
こちらは100g約170円~。
脂身が多い部位で、柔らかく食べやすい。ビタミンなどの栄養価が高いことでも知られています。
さらに「ヒレ」100g約200円~。
脂身が少なくさっぱり食べられます。ビタミン豊富で疲労回復などの効果が期待できます。
最後は「豚こま切れ」100g150円~。
値段はスーパーや時期によって変動することもありますが、部位ごとに相場を覚えておくと便利ですね。
我が家では、豚小間の部位をよく使いました。
特に主人と二人で生活していたころはお肉と言えばほぼ、豚肉でした。
お鍋の時期になると、豚こま切れ肉を鴨鍋のだしに入れるとおいしくて。
鴨肉は高いけど、鴨鍋のスープは好きで。なんとかならんものかと、ふと思いついてやってみたのですが。
主人にも好評で、野菜も多くとれるし寒くなるとこれでしたね。
豚肉の安い部分はどこ?
豚肉の安い部分は「モモ肉」と呼ばれるところです。
脂肪が少ない、さっぱりとした赤身で高たんぱく低脂肪のあっさりとした味わいが特徴です。
肉モモには「外もも」と「内もも」に別れ、「外もも」は運動量が多い部分なのできめはやや粗く肉の色も濃いめです。
脂肪分が少ないのであっさり食べられます。
「内もも」は、キメが細かく色が淡くて柔らかいです。
調味料や香辛料がなじみやすいので「ハム」などの加工肉の材料にも使われています。
スーパーで豚肉をお得に買う方法は?
年々、物価高に悩まされますよね。
家計のひもは年々しまる一方なのではないでしょうか。
節約、節電をしていても「安くておいしいものを家族に食べさせたい」と、世の奥様方、主夫の方々は日々奮闘しているわけです。
もっとお得に豚肉を買う方法があります。
それは「いつものスーパーの特売日を把握してまとめ買いすること」。
量が多いパックほど、安く売られてるなんてこともありますよね。
普段の買い物から常にチェックをして、さらにちらしなどで特売日をチェックしましょう。
「一度に使い切らないと結局無駄になってしまってもったいないから、一度分の量しかかわない」という人もいるかもしれませんね。
でも一度に使いきらない量であっても、小分けにしてラップ、冷凍庫へいれておけばいつでもさっと取り出して使うことができます。
大手のドラックストアに食品をおいているところでは、すでに冷凍してあるお肉の大量パックを破格な値段で置いているところもありますね。
時間があるなら、ちょっと遠いスーパーでも同じように特売日を調べておいて自転車、もしくは徒歩で買いにいくのも良いですね。
車で行ってガソリン代を使っては、せっかく安く買っても、もしかしたらそれ以上の豚肉代になってしまうかもしれませんので。
そして、忘れないために、調べたことは曜日ごとにまとめておきましょう。
月曜日はここのスーパー、火曜日はここのスーパー、など。
メモって常に目に入るところ、冷蔵庫などに貼っておきましょう。
また、同じスーパーでも近所、行けるところにあれば業務用スーパーで買うのもおすすめです。
業務用のお店は店舗によっても異なりますが、一般のスーパーには常駐している専門スタッフがいません。
人件費を削減しています。
また、企業なら行いそうなテレビCMやチラシ広告など、広告費にお金をかけないで集客をしています。
そうした企業努力から削減された分を、そのまま価格へ反映することで安く販売することができるのです。
まとめ
今回は豚肉の部位ごとの値段などを詳しくご紹介しました。
私は、部位にこだわらないなら「こま切れ」がおすすめです。
なんといっても安いし、脂身も程よくあり。
しつこくなく、パンチもある。炒め物などにも最適だと思います。
作ることや財布のひもを握るひとが、必ずしも買い物に行かないといけないということではありません。
外に出る人、時間のある人が協力していろんなスーパーに行って買ってくる。
それがまた、食卓の一つの話題になりますね。
湯気を囲んで家族の楽しそうな会話が今にも聞こえてきそうです。
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