食卓に並べると一気に華やかになる「ローストビーフ」。
好きな人も多いと思います。
ただ、ローストビーフを食べる時、
冷蔵庫から出してそのまま食卓に並べていませんか?
実は、ローストビーフは食べる前に
常温に戻したり温めることで
冷えて固まったお肉の脂が溶けて
とろける食感と牛肉本来のうま味を感じられるようになります。
そこで今回は、
ローストビーフの簡単で美味しい温め方や
温め方以外の美味しく食べる秘訣を
ご紹介していきたいと思います。
ローストビーフの温め方は?簡単に美味しく温めるコツはある?
冷蔵庫にしまっていたローストビーフ。
食べる直前に冷蔵庫から出すのではなく、
食べる30分前~1時間前に冷蔵庫から出して、
常温に戻しておきましょう。
そうすることでお肉の脂がほどよく溶けて
食感も味も美味しくなるんです。
ただ、忙しくてその30分~1時間が待てないという時は、
1.電子レンジ
2.湯せん
で簡単に美味しく温めることもできます。
電子レンジ
まず、ローストビーフを温める時に手軽なのが
「電子レンジ」です。
ローストビーフにラップをして
500Wの電子レンジ20秒~30秒加熱します。
そして、お肉を触ってみて冷たい場合は、
10秒ずつ増やして加熱していきます。
電子レンジでローストビーフを温める時は、
加熱し過ぎるとお肉が固くなったり風味が落ちてしまうので
慎重に加熱するのがポイントです。
湯せん
2つ目の方法が「湯せん」です。
まず、ローストビーフをラップで2重に包み
密閉袋に入れて口を閉めます。
そして、お鍋に60℃~70℃のお湯を沸かして
お肉の袋を入れます。
お鍋に蓋をして
お湯の温度を50℃位で保ちながら5分ほど温めます。
その後、袋を取り出して冷めるまで置いておけばOKです。
ローストビーフを簡単に美味しく温めるコツはある?
ローストビーフは、電子レンジ・湯せんの他にも
1.炊飯器
2.オーブントースター
3.フライパン
を使って簡単に美味しく温めることもできます。
炊飯器
まず、ローストビーフをラップで包み
密閉袋に入れて口を閉めます。
炊飯器に70℃程度のお湯を入れて
ローストビーフの袋を入れます。
40分ほど保温モードで温めればOKです。
オーブントースター
オーブントースターを160℃に予熱します。
そこにアルミホイルで包んだローストビーフを入れて
15分ほど温めます。
ポイントは、
できるだけ低温の温度に設定することですよ。
フライパン
フライパンにローストビーフを入れて
弱火でお肉の表面全体を焼いていきます。
強火で焼くとパサパサとした食感になるので
弱火で焼くのがポイントです。
ぜひ、お好みの温め方でローストビーフを
美味しく仕上げてくださいね。
冷凍ローストビーフの温め方は?
冷凍のローストビーフを買った時や
食べきれずに冷凍保存したローストビーフは、
1.冷蔵解凍
2.氷水解凍
3.湯せん
で温めることができます。
冷蔵解凍
冷凍ローストビーフは、時間をかけてゆっくり解凍することで
お肉の柔らかさや美味しさを保ったまま解凍することができます。
なので、時間がある時は
ローストビーフを食べる前日に冷蔵庫にあげて解凍しましょう。
氷水解凍
もっと早く解凍したい時は、
大きめのボウルに氷水を入れて
保存袋に入れたローストビーフを入れましょう。
1時間~2時間で解凍できます。
氷水解凍は、
ローストビーフを入れると袋が浮き上がってくるので
蓋やお皿で重しをすると良いですよ。
湯せん
急いで解凍したい時は、湯せんでできます。
沸騰したお湯に冷凍ローストビーフを入れて
10分~20分温めればOKです。
ただ、湯せんは一気に加熱されるので、
お肉が固くなったり赤みがなくなる可能性があります。
小まめにローストビーフの様子をみて
加熱し過ぎないように気をつけてくださいね。
ローストビーフはそのまま食べてもいいの?
温めたローストビーフ。
もちろんそのまま食べても美味しいのですが、
もっと美味しくできるポイントがあります。
それが、
1.食べる直前に切る
2.3mm幅で切る
3.お皿温める
4.ソースを作る
5.食べ方をアレンジする
ということです。
食べる直前に切る
ローストビーフは切ると断面から乾燥が進んで
色や風味が落ちていきます。
なので、食べる直前に切るのがおススメです。
3mm幅で切る
ローストビーフは、
3mm幅で切ることで噛み応えと旨味が引き立ちます。
ローストビーフを薄く、断面も綺麗に切るには、電動ナイフがおすすめです。
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簡単にカットできて、お店のような仕上がりになりますよ。
お皿を温める
ローストビーフを並べるお皿は温めておくことで
ローストビーフの赤みを損ないにくくなります。
お皿(耐熱皿)にお湯をかけたり、
レンジで20秒ほど温めてみてくださいね。
ソースを作る
ローストビーフのソースの定番、
「グレイビーソース」を作るのもおススメです。
「肉汁」と「バター」「小麦粉」をフライパンで温めて
「水」や「コンソメ」で味を調整します。
お好みで「赤ワイン」や「バルサミコ酢」「ケチャップ」「砂糖」を
入れるのも良いですよ。
グレイビーソースは、
マッシュポテトとの相性が抜群なので、
ローストビーフの付け合わせにマッシュポテトは
とってもおススメです。
また、グレイビーソースの他にも
・わさび醤油
・ホースラディッシュ(西洋わさび)
・ポン酢
などもおススメです。
色々なソースを用意して味を楽しむのも良いですね。
食べ方をアレンジする
ローストビーフは、
そのままおかずとして食べられるだけでなく、
ご飯と合わせて「ローストビーフ丼」、
アボカドやキュウリ・人参を巻いた「ローストビーフサラダ」
パンで挟んで「ローストビーフサンドイッチ」など
色々な料理にアレンジもできます。
私が好きなのは「手まり寿司」で、
可愛くて豪華な1品になります。
トッピングに柚子胡椒を添えて食べるのが大好きです。
ぜひ試してみてくださいね。
まとめ
みんな大好きなローストビーフですが、
食べる時は冷蔵庫から出してそのまま食卓に並べるのではなく
温めてお肉の脂がほどよく溶けさせましょう。
そうすることで食感も味も美味しくなります。
温め方は、
・電子レンジ
・湯せん
・炊飯器
・オーブントースター
・フライパン
があります。
そして冷凍ローストビーフの場合は、
・冷蔵解凍
・氷水解凍
・湯せん
で解凍しましょう。
ぜひ、ローストビーフをより美味しく食べる
参考にしてみてくださいね。
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